第33回 対話の技術(現状確認) その③
目的の確認・共有が出来た後は、その目的に対しての現状確認が必要です。 お互いに現状認識が違っていると、話がかみ合わず余計な誤解・曲解につながり対話が成立しないことがあるからです。 データがあれば、データを事前に準備・確認をして、対話の場にも持っておくと良いです。 当初決めた目標に対しての進捗状況或いは結果確認を、直接当事者に確認することで、現状がよく理解できます。 何故なら、データに反映されていな […]
目的の確認・共有が出来た後は、その目的に対しての現状確認が必要です。 お互いに現状認識が違っていると、話がかみ合わず余計な誤解・曲解につながり対話が成立しないことがあるからです。 データがあれば、データを事前に準備・確認をして、対話の場にも持っておくと良いです。 当初決めた目標に対しての進捗状況或いは結果確認を、直接当事者に確認することで、現状がよく理解できます。 何故なら、データに反映されていな […]
対話においては、対話を何故するのかといった、「対話の目的」を共有することが大切です。対話の目的の確認で、対話の位置付けが図れ、その目的のためにお互いに考え知恵を出し合うことに繋がるのです。 具体的には、 ① 期初:今季の全社目標 ② 期中:進捗状況の確認と課題の確認 ③ 期末終了後:結果確認と原因及び来期の課題 など、時期によっても対話の目的は、変わってきます。
対話をする場面では、お互いにいろいろな心理状態が考えられます。 上司がメンバーと対話をしようと伝えた時に、ある程度心当たりがあったとしても、何だろうと緊張するのが普通ではないでしょうか。 従って、対話の初めは「リラッククス」した状態を産むような話と態度から入ることが大切です。 (但し、叱責が伴うような内容の時は例外です) 内容としては、日頃からメンバーのことを気にかけている話題で明るく接することが […]